20年後の自分、40年前の自分

大切なのはイメージ、20年後のその時あなたはどんな○○○になっていたい？

と、フラジャイルに言われたので

40年前の自分に

「大切なのはイメージ、20年後にどんな場所でどんな仕事をしたいか、だ。この会社は小さな池、いつまでもこの池にいないで飛び出るタイミングを図るんだ。あなたの首から上の部分はへこへこするためにあるのではない。考え、自分で決めて、行動するための計画を練れ。早ければ早いほどいいぞ。」

ところが実際入社して分かったことは、この会社結構な借金があって社長が銀行から来たり、親会社が大手食品系で堅実すぎということ。

そして20年後、先輩や後輩の中には見切りをつけてより大きな池に飛び出して成功を収めた者が何人も。スキーとナンパがうまい遊び人だと思っていた先輩も、魚が好きで魚河岸に出入りできる免許を持っていた後輩も大きな池で活躍した。

振り返って自分は、小さな池の中で流されやる気も失せて気分はその日暮らし。

ところが改革は外からやって来るとはよく言ったもの。外資系との合併が1段ロケット点火、2段ロケット点火、3段ロケットも。そのたびにふるいにかけられリストラはありましたが、それらを乗り越えてなんとか将来に希望の持てる状況が見えてきました。