岡大発 食道がんワクチン

テロメライシン

中外製薬 2016年 優先審査 第2相   2020年には実用化予定

食道がんのほか、骨肉腫、胃がんや大腸がん、膵臓(すいぞう)がんにも効果がある

 

がん細胞のDNAは放射線治療によりいったん損傷されても修復されてしまうのだが、テロメライシンはがん細胞のDNAを修復させるタンパクを破壊するので、放射線治療の効果をより高める。また、がん細胞をつくる元となるがん幹細胞を死滅させる効果もある。これを無くすことができれば限りなく再発のリスクを減らすことができる。